鴨野(かもの) 横顔
西は氷上町と接する集落。高見城跡や加茂神社、産土神、虚空堂蔵、風の坊、石風呂、古屋敷跡など多くの史跡や景観に恵まれています。
~静かな庵寺と賑やかな花見~
柏原町の最も西に位置する鴨野地区。その西方の山麓に佇む東光山延寿寺は通称庵寺。
「山々を 流れて落つる 西奥の 山の出水も たのしかるらん」と詠われています。
養老年間(717~724)に鴨庄神池寺の分院となったと伝えられており、本尊には、十一面観音菩薩、釈迦如来、弘法大師の御三体を安置。
また尚涅槃像の大掛軸なども保在されています。江戸期、光格天皇時代には三宝寺第十世九淵機和尚の別院として三宝寺一四世陵山貫和尚もここに隠居しました。 その後は尼僧が奉仕しましたが明治23年以降は無住に荒廃もすすんだので翌24年に庫裡に改造しました。長享年間(約520年前)、加茂神社建立の際に植樹された桜も鴨野を語る際、筆頭に挙げられる銘木、見事に咲き誇る花の観賞には、毎年市内外から人々が来訪しています。
鴨野地区では盛大な花見会を開催。多くの人の心を和ませる、年に1度の美しい光景です。